令和５年５月２３日に開催されました福岡県行政書士会定時総会で引き続き２期目の会長に就任いたしました田村公隆と申します。

前期（令和３年６月から令和５年５月まで）、福岡県行政書士会は、世界中に蔓延していた新型コロナウイルス感染症の対策として実施された国からの給付金や補助金の申請等を、自治体等と連携して行政書士がサポートすることで、困っていた県民の皆様を支援してまいりました。

また、近年、日本各地で台風や豪雨による災害が続いております。福岡県行政書士会としましては、このような自然災害の際に県民の皆様の支援に速やかに取り組めるよう、行政手続きの専門家として自治体等との連携を強化しております。 これらことで、行政書士の目的である「行政に関する手続の円滑な実施に寄与するとともに国民の利便に資し、もって国民の権利利益の実現に資すること」に少しでも近づいていっているのではないかと思っております。

今期（令和５年５月から）は、行政書士の専門的な知見を利用していただくことが、県民の皆様の利益に繋がると考え、行政書士資格のことや行政書士業務のことを知っていただく活動を強化したいと考えています。 福岡県行政書士会は、引き続き補助金等の申請サポートを継続しながら、併せて、国が進めているデジタル化への対応を福岡県・その他自治体と連携し、行政書士が県民の皆様のために出来ることを模索し、実施していきます。

県民の皆様におかれましては、「身近な街の法律家」である行政書士の今後の活動にご期待いただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。