令和3年5月から開始した「おくやみコーナー」の設置と「代理手続きサービス」の取り組みが全国から反響が多いことから福岡県行政書士会は宗像市に感謝状を贈呈いたしました。
死亡に伴う行政手続きは25件・33種類と多岐にわたり、遺族の負担となっていました。本サービスによりワンストップで手続きがおこなわれることで、遺族の手続き時間の短縮や負担の軽減につながっています。
行政書士法では「行政に関する手続の円滑な実施の寄与」により「国民の権利利益の実現に資すること」が目的とされています。福岡県行政書士会では本市との連携を通じて、その目的の実現を目指します。

宗像市と福岡県行政書士会（福岡北支部）との連携協定締結の経緯

市では、市民の方が亡くなった場合、保険証返還や葬祭費申請など様々な手続が必要であり、またその手続は亡くなった方により異なるため、遺族が死亡に関連する複数の手続をスムーズに進められるよう、令和３年５月から専用窓口「おくやみコーナー」を設置し、申請書作成のサポートや必要な情報の案内を開始しました。
それに伴い、おくやみ手続きが難しい遺族に対し、行政書士会と連携した「代理手続サービス」を案内することで、手続が難しい遺族を支援するため福岡県行政書士会（福岡北支部）と協定を令和３年５月１４日に締結。

連携内容

遠方に住んでいる、仕事が休めない、身体が不自由などの理由でおくやみ手続きが困難な方を行政書士業務により支援。内容としては、申請書類の作成、おくやみ手続きの代行、各種相談等。

※おくやみコーナーの利用件数は、令和３年度は825／957件、令和４年度は974／1,096件。